有料老人ホームとは
有料老人ホームは、主に民間の株式会社などによって運営されている高齢者の住まいの一つです。高齢者に配慮された建物の造りとなっており、食事や生活サービスが提供され、介護保険制度を利用して介護を受けることもできます。
有料老人ホームは、大きく「介護付」「住宅型」「健康型」の3類型に分類されています。まずは、それぞれの違いを見てみましょう。
有料老人ホームの類型
介護付有料老人ホーム(介護専用型・混合型)
- 介護サービスの提供方法
入居ホームにて、ホームスタッフが立てたサービス計画に基づき、ホームスタッフからサービスを受ける。 - 入居時要件・入居できる方(要介護認定別)
○介護専用型 → 要介護
○混合型 → 自立(*)/要支援/要介護
*入居できる方については、ホーム独自の入居時要件を定めているところもあります。
介護付有料老人ホームには、「介護専用型」と「混合型」があり、介護専用型には要介護の認定を受けた方しか入居できません。
★介護付有料老人ホームとは
介護保険法に基づき、一定の基準を満たして自治体から特定施設入居者生活介護の指定を受けた有料老人ホームのみ、「介護付」と表示することが認められています。介護保険自己負担額についても、介護付有料老人ホームの場合定額であるなど、外部サービスを利用する場合とは異なります。
住宅型有料老人ホーム
- 介護サービスの提供方法
入居ホームにて、(自宅にいるときと同様に)入居者自身が選択・契約した外部サービス事業者からサービスを受ける。 - 入居時要件・入居できる方(要介護認定別)
自立(*)/要支援/要介護
*入居できる方については、ホーム独自の入居時要件を定めているところもあります。
健康型有料老人ホーム
- 介護サービスの提供方法
介護が必要となった場合には、契約を解除し退去しなければならない。 - 入居時要件・入居できる方(要介護認定別)
自立

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